従業員に新しいことにチャレンジさせていますか?
新しいことにチャレンジすることが、職場の活性化や従業員のやる気につながります。
これは単なる精神論ではなく、脳の働き、特に「ドーパミン」という神経伝達物質の分泌が深く関係しています。
ドーパミンは、いわゆる「やる気」や「快感」「達成感」と密接に関係する物質で、人間が何かに取り組もうとする意欲や、目標に向かって進む推進力を生み出します。
特に、新しいことに挑戦する場面では、このドーパミンが強く分泌されることが分かっています。
“ドーパミンが出る仕組み”を活かして、やる気や職場の活性化につなげる具体的な方法について、医療関係の職場でのケースでの事例を挙げてみます。
医療の現場は専門性が高く、責任も重い分、毎日がルーティンになりやすく、気づけば「目の前の業務をこなすだけ」になってしまいがちです。
だからこそ、ほんの少しの工夫や声かけで、空気を変えたり、モチベーションのきっかけをつくることがとても大事になります。
ここでは、職場を活性化するための具体的な工夫や仕掛けを
「現場レベル」と「組織レベル」の2つの視点
でご紹介します。
新しいことにチャレンジしたり感謝されたりすることで、ドーパミンが分泌され、やる気やモチベーションが高まりますので試してはいかがでしょうか?
【現場レベル】 “日々の小さな変化”で空気を変える
- 「ありがとう」を見える化する文化
スタッフ間で“感謝”を言葉にして書く仕組みを作ると、チームの空気が柔らかくなります。
たとえば
・「ありがとうカード」や「感謝ノート」を休憩室に置いておく
・週に一度「今週感謝したこと・されたこと」を共有する時間を設ける感謝されるとドーパミンも出やすく、承認欲求も満たされるので、やる気の土壌になります。 - 「ちょっとチャレンジ」を可視化する仕掛け
・「今月のチャレンジ目標ボード」をスタッフルームに設置
→「患者さんとの会話で“安心”を意識」「新人さんへの声かけを増やす」など
・1ヶ月に1回、ミニ発表会で「やってみたこと」「感じたこと」を共有やったことが誰かに伝わり、少しでも「いいね」と言われれば、自然と“またやってみよう”につながります。 - 他職種間での“役割交換的体験”
可能な範囲で、たとえば看護師が受付の仕事を短時間だけ体験したり、技師と看護師で1時間だけ行動を一緒にするなど。「自分には見えていなかった現場」が見えることで、理解と尊敬が生まれ、連携力が高まり、仕事がやりやすくなることも多いです。
【組織レベル】 “未来への関心”を育てる
- 院内プロジェクトを立ち上げてみる
例:「院内の空間をもっと居心地よくするには?」
例:「患者説明のツールを自作してみよう」
例:「新人教育をもっとやさしく・楽しくするには?」プロジェクトメンバーを公募して、自主的に進めてもらうだけでも、役割意識とチームワークが高まり、モチベーションの源になります。 - 「成長が見える」シートの導入
自分ができること・できるようになったことを記録する「成長シート」
月1回、リーダーと振り返りをして、「ここまできたね」「来月ここを頑張ろう」と話す“目標”と“進歩”が見えると、脳がごほうび(ドーパミン)を感じやすくなります。特に若手スタッフの定着に効果的です。 - 経営サイドからの「期待の伝え方」を変える
「これをやってください」だけでなく
「こういう力があるから、あなたに任せたい」「一緒に考えてもらえたらうれしい」
という“信頼と余白”をセットで伝えると、主体性を引き出しやすくなります。チャレンジしたくなる言葉のかけ方は、モチベーションを左右する大きな要素です。
最後に
医療の現場を活性化させるには、「大きな改革」よりも、「小さな余白やきっかけ」を積み重ねて、安心してチャレンジできる文化を作ることが近道です。
人は誰でも、自分が何かを“良くした”と実感できるとき、やる気になります。それを引き出す設計こそが、リーダーや経営者の大事な役割です。
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